経営情報システム誤り発見
情報システムの開発手法であるオブジェクト指向に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.カプセル化とは、オブジェクトのデータ(属性)と操作(メソッド)を一体化し、外部から直接アクセスできないよう隠蔽する概念である。
✓ この記述は正しい。カプセル化はオブジェクト指向の基本原則の一つで、内部実装を隠蔽することで外部への影響を最小化する。
B.継承(インヘリタンス)とは、既存クラスの属性やメソッドを引き継いで新たなクラスを定義する仕組みである。
✓ この記述は正しい。継承により既存クラス(親クラス)の機能を再利用しつつ、子クラスで機能を追加・変更できるため開発効率が向上する。
C.ポリモーフィズム(多態性)とは、同じメッセージを送っても、受け取るオブジェクトの種類によって異なる振る舞いをする性質である。
✓ この記述は正しい。ポリモーフィズムにより、同一インターフェースで複数の異なるクラスを統一的に扱えるため、拡張性・保守性が高まる。
D.UML(統一モデリング言語)はオブジェクト指向設計専用であり、データフロー図(DFD)など構造化手法への適用は一切できない。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくはUMLはオブジェクト指向設計を中心に設計されているが、ビジネスプロセスやシステム全般のモデリングにも活用でき、構造化手法と組み合わせて使うことも可能である。