経済学・経済政策計算
A国はコメ1単位の生産に8時間、小麦1単位の生産に4時間かかる。B国はコメ1単位の生産に6時間、小麦1単位の生産に2時間かかる。A国がコメ10単位をB国の小麦と交換するとき、A国にとって貿易上の利益が生じる小麦の交換比率として最も適切なものはどれか。
A.コメ10単位:小麦10単位
✗ コメ10:小麦10はコメ1:小麦1に相当します。A国の国内交換比率はコメ1:小麦2(8時間÷4時間)であり、それより不利な条件のため、A国は貿易に応じません。
B.コメ10単位:小麦25単位← 正解
✓ 正解です。A国の国内比率はコメ1:小麦2、B国の国内比率はコメ1:小麦3です。コメ10:小麦25はコメ1:小麦2.5となり、A国(2より有利)・B国(3より有利)双方が受け入れられる範囲に収まり、A国は貿易利益を得ます。
C.コメ10単位:小麦35単位
✗ コメ10:小麦35はコメ1:小麦3.5に相当します。B国の国内比率(コメ1:小麦3)を超えるため、B国がこの条件に応じません。
D.コメ10単位:小麦5単位
✗ コメ10:小麦5はコメ1:小麦0.5に相当します。A国の国内比率(コメ1:小麦2)より大幅に不利なため、A国は貿易に応じません。
この問題のポイント
A国の国内比率はコメ1:小麦2、B国の国内比率はコメ1:小麦3です。コメ10:小麦25はコメ1:小麦2.5となり、A国(2より有利)・B国(3より有利)双方が受け入れられる範囲に収まり、A国は貿易利益を得ます。