財務・会計応用問題

負債比率(有利子負債/自己資本)が高い企業において、金利が上昇した場合、財務上どのような影響が最も懸念されるか。

A.総資産利益率(ROA)が直接上昇するリスクがある
✗ ROAは営業利益や事業利益を総資産で除した指標であり、金利上昇が直接ROAを上昇させるわけではありません。
B.支払利息の増加により経常利益が圧迫され、財務レバレッジの恩恵が失われる← 正解
✓ 正解です。負債比率が高い企業では金利上昇により支払利息が大幅に増加し、経常利益を圧迫するとともに財務レバレッジによるROE向上効果も損なわれます。
C.変動費率が上昇し、損益分岐点売上高が低下する
✗ 金利上昇は変動費率に直接影響しません。損益分岐点売上高の変動は固定費・変動費構造によります。
D.棚卸資産回転率が低下し、流動比率が改善される
✗ 金利上昇は棚卸資産回転率や流動比率と直接的な因果関係はありません。

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