環境問題の現状応用問題

熱帯雨林が大規模に伐採・消失した場合、地球規模でどのような影響が生じると考えられるか。最も適切なものを選べ。

A.熱帯雨林の消失により、地表面の反射率(アルベド)が低下し、地球全体の気温が下がる
✗ 森林が失われ裸地や草地になるとアルベドは上昇する場合もありますが、CO₂増加による温暖化効果が上回るため気温は上がる方向に働きます。
B.熱帯雨林は水の蒸発散に関与しないため、伐採されても降水パターンへの影響はほとんどない
✗ 熱帯雨林は大量の水を蒸発散させており、地域の降水サイクルに大きく関与しています。伐採は降水量減少をもたらすことがあります。
C.大気中CO₂の吸収源が失われるとともに、伐採・燃焼によりCO₂が放出され、温暖化が加速するおそれがある← 正解
✓ 正解です。熱帯雨林は「地球の肺」とも呼ばれるCO₂吸収源であり、消失すると吸収機能の喪失と燃焼によるCO₂排出が重なり温暖化を加速させます。
D.熱帯雨林が消失すると、その地域の湿度が上昇して降水量が増加し、周辺の農業生産性が向上する
✗ 熱帯雨林の伐採後は蒸発散が減少して降水量が低下し、土壌が乾燥・劣化することで農業生産性も低下する傾向があります。

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