ライフプランニングと資金計画応用問題
iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入しているLさん(45歳・会社員)が、勤務先が企業型確定拠出年金(企業型DC)を導入した場合、iDeCoの取り扱いとして最も適切なものはどれか。
A.企業型DCが導入されると、Lさんは法律上、自動的にiDeCoを脱退しなければならず、積立済みの資産は一括で受け取ることになる。
✗ 企業型DC導入によりiDeCoを自動脱退し一括受取する制度はありません。積立済み資産は原則として60歳まで引き出せず、運用指図者として継続します。
B.企業型DCが導入された場合でも、勤務先の規約でiDeCoとの併用が認められていれば、一定の掛金上限の範囲内でiDeCoを継続することができる。← 正解
✓ 正解です。2022年10月の改正以降、企業型DCの規約でiDeCoとの併用が認められれば、掛金上限内でiDeCoを継続できるようになりました。
C.企業型DCが導入されると、iDeCoの積立済み資産は自動的に企業型DCに移換されるため、Lさんによる手続きは不要である。
✗ 企業型DCへの資産移換は自動では行われません。移換を希望する場合はLさん自身が手続きを行う必要があります。
D.企業型DCとiDeCoを同時に利用する場合、iDeCoの掛金上限は月額6万8,000円となる。
✗ 企業型DCとiDeCoを併用する場合のiDeCoの掛金上限は月額2万円(企業型DCの事業主掛金との合算で月額5万5,000円以内)です。6万8,000円ではありません。