基礎法学比較問題
「実体法」と「手続法」の違いについて、最も適切に説明しているものはどれか。
A.実体法とは国際条約に基づく法規範であり、手続法とは国内法に基づく法規範である。
✗ 実体法・手続法の区別は国際条約か国内法かという軸とは無関係な分類です。
B.実体法とは公法に属する法規範であり、手続法とは私法に属する法規範の総称である。
✗ 実体法・手続法の区別は公法・私法の区別とは異なる軸であり、手続法にも公法的なものが含まれます。
C.実体法とは権利・義務の発生・変更・消滅などの実質的な法律関係を規律する法であり、手続法とはその権利・義務を実現するための手続を規律する法である。← 正解
✓ 正解です。民法・刑法などが実体法、民事訴訟法・刑事訴訟法などが手続法の代表例です。
D.実体法とは成文化された法律のみを指し、手続法とは慣習や判例によって形成された法規範を指す。
✗ 実体法・手続法の区別は成文法か不文法かという形式の違いではなく、規律内容による区別です。