基礎法学比較問題

「強行規定」と「任意規定」の違いについて、最も適切に説明しているものはどれか。

A.強行規定とは当事者の意思にかかわらず適用される規定であり、任意規定とは当事者の合意によってその適用を排除または変更できる規定である。← 正解
✓ 正解です。強行規定は当事者の意思で排除できない規定であり、任意規定は当事者が合意で変更・排除できる規定です。
B.強行規定とは罰則を伴う規定であり、任意規定とは罰則を伴わない規定である。
✗ 強行規定と任意規定の区別は罰則の有無によるものではなく、当事者の意思による排除可能性によります。
C.強行規定とは国家機関に対して適用される規定であり、任意規定とは私人間にのみ適用される規定である。
✗ 強行規定・任意規定の区別は適用対象の種別(国家機関か私人か)によるものではありません。
D.強行規定とは法律に定められた規定であり、任意規定とは政令・省令に定められた規定である。
✗ 強行規定・任意規定の区別は法令の種類(法律か政令か)によるものではありません。