関税法(通関手続き・申告)比較

総合保税地域と指定保税地域の違いに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

A.指定保税地域は民間事業者が設置・運営し、総合保税地域は国または地方公共団体が管理する。
✗ 指定保税地域は国・地方公共団体等が管理する施設であり、民間事業者が設置・運営するのは保税蔵置場等です。
B.総合保税地域では外国貨物の蔵置・加工・展示・販売等を一括して行うことができるが、指定保税地域では原則として外国貨物の蔵置のみが認められている。← 正解
✓ 正解です。総合保税地域は蔵置・製造・加工・展示・販売等を複合的に行える施設であり、指定保税地域は主に一時蔵置を目的とします。
C.指定保税地域に蔵置できる期間は無制限であるが、総合保税地域では蔵置期間の上限が定められている。
✗ 指定保税地域の蔵置期間は原則1か月以内と制限されており、無制限ではありません。
D.総合保税地域と指定保税地域はいずれも税関長の許可により設置され、機能・用途に実質的な差異はない。
✗ 総合保税地域と指定保税地域は設置根拠・管理主体・許容される機能において明確に異なる制度です。

この問題のポイント

総合保税地域は蔵置・製造・加工・展示・販売等を複合的に行える施設であり、指定保税地域は主に一時蔵置を目的とします。