高可用性・耐障害性の設計比較
AWSにおける「バックアップ&リストア(Backup & Restore)」と「パイロットライト(Pilot Light)」のディザスタリカバリ戦略の違いとして、最も適切な説明はどれですか?
A.バックアップ&リストアはデータのみをバックアップし障害時にインフラをゼロから構築するため最もRTOが長く、パイロットライトはコアとなる最小限のインフラを常時稼働させておくためバックアップ&リストアよりRTOを短縮できる。← 正解
✓ 正解です。バックアップ&リストアは障害時にインフラ構築とデータ復元を行うためRTOが最長で最もコストが低く、パイロットライトはDBなどのコアシステムを常時稼働させRTOを短縮できる点が主な違いです。
B.バックアップ&リストアとパイロットライトはどちらもDRサイトに本番相当のフルキャパシティのインフラを常時稼働させており、コストは同等だが切り替え速度が異なる。
✗ 誤りです。フルキャパシティのインフラを常時稼働させるのはウォームスタンバイやホットスタンバイ(マルチサイト)であり、バックアップ&リストアおよびパイロットライトは最小限のリソースしか維持しません。
C.パイロットライトはDRサイトに本番と同規模のインスタンスを常時稼働させる戦略であり、バックアップ&リストアはデータベースのコアのみを小規模に起動しておく戦略である。
✗ 誤りです。パイロットライトとバックアップ&リストアの説明が逆です。パイロットライトが最小限のコアインフラを常時稼働させる戦略であり、バックアップ&リストアはフルにインフラを復元する戦略です。
D.バックアップ&リストアはRTOがゼロに近い最も高可用な戦略であり、パイロットライトはコスト優先のためRTOが最も長くなる戦略である。
✗ 誤りです。RTOがゼロに近いのはホットスタンバイ(マルチサイトアクティブ)であり、バックアップ&リストアはRTOが最も長く最もコストが低い戦略に位置づけられます。
この問題のポイント
バックアップ&リストアは障害時にインフラ構築とデータ復元を行うためRTOが最長で最もコストが低く、パイロットライトはDBなどのコアシステムを常時稼働させRTOを短縮できる点が主な違いです。
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