建物・設備の知識応用問題

木造建築物において、室内の湿度が長期間にわたって高い状態が続いた場合、建物に生じる影響として最も適切なものはどれか。

A.壁体内結露が発生し、断熱材の性能低下や木部の腐朽につながるおそれがある← 正解
✓ 正解です。壁体内結露は断熱材の性能を著しく低下させるとともに、木部の腐朽やカビの発生を引き起こすため、建物の耐久性に深刻な影響を与えます。
B.高湿度は木材を膨張させるため、建物の耐震性が向上する
✗ 木材が膨張しても耐震性の向上にはつながりません。むしろ腐朽や変形により構造耐力が低下するリスクがあります。
C.湿度が高いほど木材の含水率が下がり、乾燥収縮によるひび割れが生じやすくなる
✗ 高湿度では木材の含水率は上昇します。乾燥収縮ひび割れは低湿度・乾燥状態のときに生じる現象です。
D.室内の湿度は外壁の内部に影響を与えないため、構造材への影響は生じない
✗ 室内の高湿度は気密性の低い壁体内部に水蒸気として侵入するため、構造材に悪影響を与えることがあります。

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