建物・設備の知識応用問題
木造建築物において、室内の湿度が長期間にわたって高い状態が続いた場合、建物に生じる影響として最も適切なものはどれか。
A.壁体内結露が発生し、断熱材の性能低下や木部の腐朽につながるおそれがある← 正解
✓ 正解です。壁体内結露は断熱材の性能を著しく低下させるとともに、木部の腐朽やカビの発生を引き起こすため、建物の耐久性に深刻な影響を与えます。
B.高湿度は木材を膨張させるため、建物の耐震性が向上する
✗ 木材が膨張しても耐震性の向上にはつながりません。むしろ腐朽や変形により構造耐力が低下するリスクがあります。
C.湿度が高いほど木材の含水率が下がり、乾燥収縮によるひび割れが生じやすくなる
✗ 高湿度では木材の含水率は上昇します。乾燥収縮ひび割れは低湿度・乾燥状態のときに生じる現象です。
D.室内の湿度は外壁の内部に影響を与えないため、構造材への影響は生じない
✗ 室内の高湿度は気密性の低い壁体内部に水蒸気として侵入するため、構造材に悪影響を与えることがあります。
「建物・設備の知識」の他の問題
鉄筋コンクリート造のマンションで、建物の延べ床面積が1,200㎡、建物の取得価額が1億8,000万円である。耐用年数47…ある賃貸アパートの総戸数は20戸で、各戸の専有面積は35㎡である。建築基準法上の容積率を算定するために建物の延べ床面積を…給水設備の受水槽の容量を設計する場合、1戸あたりの1日使用水量を250リットル、総戸数30戸、受水槽の容量は1日使用水量…木造2階建てアパートで、屋根面積が180㎡、屋根勾配が5/10(勾配係数1.118)の場合、実際の屋根の斜面面積はいくら…賃貸マンションの電気設備で、1戸あたりの契約電力を6kVA、総戸数15戸、共用部分の電力を20kVAとする場合、建物全体…換気設備の設計において、室内の容積が60㎥の居室で、必要換気回数を0.5回/時間とする場合、1時間あたりに必要な換気量(…