建物・設備の知識応用問題
鉄筋コンクリート造の建物で、コンクリートの中性化が進行した場合、建物の耐久性にどのような影響が生じるか。最も適切なものを選べ。
A.コンクリートが強アルカリ性に戻り、鉄筋がより強固に保護される
✗ 中性化は不可逆的な進行であり、アルカリ性に戻ることはありません。鉄筋の保護機能が失われていきます。
B.中性化によりコンクリートの圧縮強度が直ちに失われ、建物が倒壊する
✗ 中性化自体が直ちに圧縮強度を失わせるわけではありません。問題は鉄筋腐食に伴う長期的な耐久性低下です。
C.中性化が鉄筋位置に達すると不動態皮膜が破壊され、鉄筋が腐食・膨張してコンクリートにひび割れや爆裂が生じる← 正解
✓ 正解です。コンクリートの中性化が鉄筋に達すると不動態皮膜が消失し、鉄筋が腐食・膨張することでコンクリートに爆裂やひび割れが生じ、耐久性が著しく低下します。
D.中性化はコンクリート表面の美観を損なうだけで、構造上の影響は一切生じない
✗ 中性化が鉄筋位置まで達した場合、鉄筋腐食を通じて構造耐力に重大な影響を及ぼすおそれがあります。
「建物・設備の知識」の他の問題
鉄筋コンクリート造のマンションで、建物の延べ床面積が1,200㎡、建物の取得価額が1億8,000万円である。耐用年数47…ある賃貸アパートの総戸数は20戸で、各戸の専有面積は35㎡である。建築基準法上の容積率を算定するために建物の延べ床面積を…給水設備の受水槽の容量を設計する場合、1戸あたりの1日使用水量を250リットル、総戸数30戸、受水槽の容量は1日使用水量…木造2階建てアパートで、屋根面積が180㎡、屋根勾配が5/10(勾配係数1.118)の場合、実際の屋根の斜面面積はいくら…賃貸マンションの電気設備で、1戸あたりの契約電力を6kVA、総戸数15戸、共用部分の電力を20kVAとする場合、建物全体…換気設備の設計において、室内の容積が60㎥の居室で、必要換気回数を0.5回/時間とする場合、1時間あたりに必要な換気量(…