機械(電気機械器具)誤り発見

変圧器の並行運転条件に関する記述として、誤っているものはどれか。

A.並行運転する変圧器の変圧比(巻数比)が等しいことが必要条件の一つである。
✓ この記述は正しい。変圧比が異なると二次側に電圧差が生じ、循環電流が流れるため変圧比の一致は必須条件である。
B.並行運転する変圧器の百分率インピーダンス(%Z)が等しい場合、各変圧器は定格容量に比例して負荷を分担する。
✓ この記述は正しい。%Zが等しい場合、負荷電流は各変圧器の定格容量に比例して分担される。
C.三相変圧器を並行運転する場合、結線方式(Δ-Y、Y-Yなど)が異なっていても、変圧比が同じであれば問題なく並行運転できる。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは三相変圧器の並行運転では結線方式による位相変位が一致していることが必要であり、Δ-YとY-Yのように30°の位相差がある結線では並行運転できない。
D.並行運転する変圧器の極性(位相変位)が一致していることが必要条件の一つである。
✓ この記述は正しい。極性や位相変位が一致していないと、二次側に循環電流が流れて機器を損傷させる恐れがある。

第三種電気主任技術者(電験三種) の問題一覧