環境問題の現状誤り発見
オゾン層破壊に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.オゾン層は成層圏に存在し、太陽からの有害な紫外線(UV-B)を吸収して地上の生物を保護している。
✓ この記述は正しい。成層圏のオゾン層はUV-Bを吸収し、皮膚がんや白内障のリスクを高める紫外線から生物を守る重要な役割を担う。
B.オゾン層破壊の主な原因物質はフロン類(CFC)であり、冷蔵庫やエアコンの冷媒、スプレーの噴射剤などに使用されてきた。
✓ この記述は正しい。CFCは化学的に安定で成層圏まで到達し、そこで分解されて塩素ラジカルを放出しオゾンを破壊する。
C.モントリオール議定書はオゾン層破壊物質の生産・消費を規制する国際条約であり、京都議定書よりも先に採択された。
✓ この記述は正しい。モントリオール議定書は1987年に採択され、京都議定書(1997年採択)よりも先に成立した国際条約である。
D.南極上空のオゾンホールは夏季(12〜2月)に最も拡大し、冬季(6〜8月)には縮小する傾向がある。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは南極のオゾンホールは南半球の春季(9〜11月)に最も拡大する。南極の冬に蓄積された特殊な極域雲が春に破壊反応を促進するためである。