環境問題の現状誤り発見

海洋環境問題に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.マイクロプラスチックとは、一般に直径5mm以下の微細なプラスチック粒子を指し、海洋生物の体内に蓄積することが問題となっている。
✓ この記述は正しい。マイクロプラスチックは5mm以下と定義され、海洋生物が誤飲することで食物連鎖を通じた汚染物質の蓄積が懸念されている。
B.海洋酸性化は、海水がCO₂を吸収することで炭酸が生成されてpHが低下する現象であり、サンゴや貝類の殻の形成に悪影響を及ぼす。
✓ この記述は正しい。産業革命以来、海洋のpHは約0.1低下しており、炭酸カルシウムを利用するサンゴや二枚貝などへの影響が深刻化している。
C.赤潮は、窒素・リンなどの栄養塩類が海水に過剰供給されることで植物プランクトンが異常増殖する現象であり、漁業被害の原因となる。
✓ この記述は正しい。農業排水や生活排水由来の栄養塩類による富栄養化が赤潮を引き起こし、酸素不足による魚介類の大量死をもたらすことがある。
D.深海底の熱水噴出孔付近では、太陽光に依存しない化学合成細菌を基盤とした生態系が存在するが、近年の海洋汚染によりすでにほぼ消滅している。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは深海熱水噴出孔の生態系は現在も各地で確認されており、消滅してはいない。化学合成を基盤とした独自の生態系として注目されている。

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