預金・貯金関連法務誤り発見
預金の相続に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.預金者が死亡した場合、預金債権は相続人に当然に移転し、相続人全員で共有する。
✓ この記述は正しい。預金者死亡時、預金債権は民法により当然に相続人に移転し、相続人全員の共有に帰する。
B.銀行は相続人全員の同意がなくても、一部の相続人からの払い戻し請求に応じることができる。
✓ この記述は正しい。銀行は相続人全員の同意がなくても、一部相続人からの請求に応じる場合がある。ただし相続人間の紛争回避のため、実務では同意書を要求することが多い。
C.遺産分割協議が成立するまで、各相続人は預金全額について払い戻しを請求できない。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、遺産分割協議前であっても、各相続人は法定相続分に相当する部分について払い戻しを請求できる。
D.銀行が複数の相続人に対して払い戻しをする場合、全相続人の実印押印のある相続同意書が必要とされることがある。
✓ この記述は正しい。相続人間の紛争を避けるため、銀行は全相続人の同意書を要求することが実務上の慣行である。
この問題のポイント
この記述が誤りで、遺産分割協議前であっても、各相続人は法定相続分に相当する部分について払い戻しを請求できる。