基礎法学応用問題
国会が制定した法律の内容が憲法の規定に違反していると判断された場合、その法律はどのような扱いを受けるか。
A.その法律は国会によって改正されるまでは有効に適用される。
✗ 違憲の法律は改正手続の有無に関わらず、違憲と判断された限度で無効であり、適用されない。
B.その法律は内閣が廃止手続を取るまで有効性を保つ。
✗ 内閣による廃止手続を待つ必要はなく、違憲と判断された法律はその限度で無効となる。
C.その法律は違憲と判断された限度で無効となり、適用されない。← 正解
✓ 正解です。憲法は国の最高法規であり(憲法98条1項)、これに違反する法律はその限度で無効となり適用されません。
D.その法律は最高裁判所が廃止を宣言した時点から将来に向かって無効となる。
✗ 違憲判決には一般的に将来効のみがあるわけではなく、当該事件において違憲と判断された限度で無効として適用されない。