保育の心理学応用問題

保育士がある子どもの行動を褒めるたびに、その子どもが同じ行動を繰り返すようになった。この現象を説明する理論として最も適切なものはどれか。

A.パブロフの古典的条件づけにより、刺激と反応が結びついたものである。
✗ 古典的条件づけは中性刺激と無条件刺激の対提示による学習であり、今回のような自発的行動への強化には当てはまらない。
B.スキナーのオペラント条件づけにより、正の強化が行動の頻度を高めたものである。← 正解
✓ 正解です。自発的な行動に対して好ましい結果(褒められる)が続くことで行動頻度が増す現象は、スキナーの正の強化(オペラント条件づけ)で説明されます。
C.バンデューラの観察学習により、他者の行動を模倣したものである。
✗ 観察学習は他者の行動を見て学ぶ過程であり、自分の行動への直接的な報酬による強化とは異なる。
D.ピアジェの同化の原理により、既存のシェマに情報を取り込んだものである。
✗ 同化は既存の認知構造に新情報を取り込む認知的プロセスであり、行動の強化現象とは異なる概念である。