保育の心理学応用問題

4歳の子どもが、コップに入った水を細長い容器に移し替えると「水が増えた」と言った。この発言から読み取れる認知発達の特徴として最も適切なものはどれか。

A.量の保存概念が獲得されており、容量の違いを正しく理解している。
✗ この発言は保存概念がまだ獲得されていないことを示しており、量の理解が正確ではない段階にある。
B.自己中心性が強く、自分の見え方だけで判断する前操作期の特徴を示している。← 正解
✓ 正解です。水の見かけの高さ変化だけで「増えた」と判断するのは、保存概念が未獲得な前操作期(2〜7歳頃)の中心化・直感的思考の特徴です。
C.感覚運動期の後期にあり、物の操作を通じた学習段階にある。
✗ 感覚運動期は主に0〜2歳の段階であり、4歳児は前操作期に該当するため誤りである。
D.具体的操作期に入り、可逆的思考が始まったことを示している。
✗ 具体的操作期は7歳頃以降であり、この段階では保存概念が獲得されるため、4歳児のこの反応には当てはまらない。