公害防止の技術定義

「有効煙突高さ(He)」の計算に用いるBriggs式の概念として、最も適切な説明はどれか。

A.煙突の実際の高さに、排煙の浮力と運動量により上昇する高さを加えたもの← 正解
✓ 正解です。有効煙突高さHeは物理的煙突高さHsに煙の上昇高さΔHを加えたHs+ΔHで表されます。
B.煙突の実際の高さから、周辺建屋によるダウンウォッシュの影響を差し引いたもの
✗ ダウンウォッシュは有効煙突高さを低下させる要因ですが、Heの基本定義はそれとは別です。
C.煙突の実際の高さに、風速と排ガス温度の積を加算して補正したもの
✗ 風速と排ガス温度の積を単純加算するという計算式はBriggs式の定義と一致しません。
D.排ガスの拡散幅が最大となる地点までの煙突の見かけ上の高さ
✗ 有効煙突高さは拡散幅が最大となる地点の高さではなく、排煙の放出点の等価高さです。

この問題のポイント

有効煙突高さHeは物理的煙突高さHsに煙の上昇高さΔHを加えたHs+ΔHで表されます。