水質関係法令定義
水質汚濁防止法における「排水基準」のうち、有害物質に係る許容限度(濃度基準)の設定方法として正しいものを選べ。
A.排出水に含まれる有害物質の量が、公共用水域において環境基準を達成できる濃度として環境大臣が定める。
✗ 環境基準の達成を直接の基準設定根拠とするのではなく、人の健康に係る被害防止を目的として設定されます。
B.排出水に含まれる有害物質の濃度が、人の健康に係る被害を生じるおそれがないものとして環境省令で定める許容限度。← 正解
✓ 正解です。水質汚濁防止法第3条に基づき、有害物質に係る排水基準は人の健康に係る被害を生じるおそれがないものとして環境省令(排水基準を定める省令)で定められます。
C.排出水に含まれる有害物質の一日当たりの排出量として、政令で定める許容限度。
✗ 有害物質の基準は濃度基準であり、排出量(総量)基準ではありません。
D.工場または事業場ごとに都道府県知事が個別に定める許容限度。
✗ 排水基準は全国一律に環境省令で定めるものが基本であり、都道府県知事が個別に定めるものではありません。
この問題のポイント
水質汚濁防止法第3条に基づき、有害物質に係る排水基準は人の健康に係る被害を生じるおそれがないものとして環境省令(排水基準を定める省令)で定められます。