外国為替及び外国貿易法(輸出入規制)誤り発見

外為法における輸出の「少額特例」に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.少額特例とは、輸出しようとする貨物の価額が一定金額以下の場合に、輸出許可の取得を要しないとする制度であり、原則としてFOB価格が100万円以下の場合に適用される。
✓ この記述は正しい。少額特例はFOB価格100万円以下の貨物が対象であり、該当する場合は輸出許可申請が不要となる。
B.少額特例は、リスト規制に該当するすべての品目に対して適用されるわけではなく、一部の高度規制品目(輸出令別表第1の1の項)については少額特例が適用されない。
✓ この記述は正しい。輸出令別表第1の1の項に掲げる貨物(武器等)は少額特例の適用外であり、金額にかかわらず許可が必要である。
C.同一の取引相手に対して同種の貨物を分割して輸出する場合、分割後の各輸出ごとに価額を判断するため、合算規定は存在しない。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは同一人に対して同種貨物を分割輸出する場合、合算して価額を判断する合算規定が存在し、意図的な分割による規制回避は認められない。
D.少額特例が適用される場合でも、輸出者は貨物の該非判定等の自主管理義務を免除されるわけではなく、適切な輸出管理が求められる。
✓ この記述は正しい。少額特例により許可取得が不要な場合でも、輸出者は該非判定や需要者確認などの自主管理を適切に行う必要がある。

この問題のポイント

この記述が誤りで、正しくは同一人に対して同種貨物を分割輸出する場合、合算して価額を判断する合算規定が存在し、意図的な分割による規制回避は認められない。