関税法(通関手続き・申告)応用問題

輸入許可前に貨物を引き取る必要が生じた場合、輸入者がとることができる手続きとして正しいものはどれか。

A.仮通関手続きを行うことで、関税を納付せずに貨物を引き取ることができる
✗ 「仮通関」という制度は関税法に存在せず、正確な手続きの名称・内容として誤りである。
B.担保を提供したうえで税関長の承認を受け、輸入許可前に貨物を引き取ることができる← 正解
✓ 正解です。輸入許可前引取承認(BP)制度により、担保提供を条件に税関長の承認を受けて貨物を引き取ることができます(関税法第73条)。
C.輸入者が税関長に緊急輸入申請を行うことで、無条件に貨物を引き取ることができる
✗ 「緊急輸入申請」という制度は関税法に存在せず、また無条件での引取りも認められていない。
D.輸入許可前の貨物引取りは関税法上いかなる場合も認められていない
✗ 関税法第73条の輸入許可前引取承認制度により、一定の条件下で許可前の引取りが認められている。