通関業法応用問題

通関業者が、依頼者から不当に高い報酬を受け取る目的で、税関への申告を意図的に遅らせていた場合、通関業法上どのような処分を受ける可能性があるか。

A.通関士の資格が取り消される
✗ 通関士の資格取消しは通関士個人への処分であり、通関業者の不正行為に対する処分は別途定められています。
B.当該通関業者に対して業務改善命令または許可取消しの処分が下される可能性がある← 正解
✓ 正解です。通関業者が不正または不当な行為を行った場合、税関長は業務改善命令を発し、または許可を取り消すことができます。
C.依頼者への損害賠償義務が生じるのみで、行政処分はない
✗ 民事上の損害賠償とは別に、行政処分として業務改善命令や許可取消しが科される可能性があります。
D.税関長への報告義務が生じるだけである
✗ 報告義務だけでは対応として不十分であり、悪質な場合には許可取消し等の重い処分も想定されます。