預金・貯金関連法務応用
普通預金口座の預金者が家庭裁判所の要請により、その通帳・キャッシュカードを調査官に預け、通帳記載のすべての入出金を明らかにする必要が生じました。預金者が銀行に対して通帳の再発行と新しいキャッシュカードの発行を請求した場合、銀行はどう対応すべきですか?
A.家庭裁判所の要請である限り、銀行は一切の対応をしてはならず、預金者の請求にも応じられない
✗ 家庭裁判所の要請であっても、銀行は同時に預金者の正当な権利を尊重して対応する必要があります。
B.銀行は調査官への協力を優先し、預金者への再発行・新規発行は応じない
✗ 預金者の正当な通帳・カード再発行請求に応じることは銀行の基本的な義務であり、これを拒否することはできません。
C.銀行は預金者本人からの正当な請求であり、再発行・新規発行に応じて対応するが、取引状況は家庭裁判所への情報開示に協力する← 正解
✓ 正解です。銀行は預金者本人の正当な請求に応じながら、同時に裁判所への情報開示義務にも応じる必要があります。両立可能です。
D.銀行は家庭裁判所の要請と預金者の請求の優先順位を家庭裁判所に問い合わせて判断する
✗ 銀行は預金者の請求に応じるかどうかについて、家庭裁判所に判断を仰ぐ必要はありません。独自に対応する権限があります。
この問題のポイント
銀行は預金者本人の正当な請求に応じながら、同時に裁判所への情報開示義務にも応じる必要があります。両立可能です。