建物設備管理(給排水・電気・消防)応用問題
マンションの高圧受電設備において、キュービクル内の変圧器が過負荷状態となった場合に生じる影響として、最も適切なものはどれか。
A.変圧器の巻線温度が上昇し、絶縁劣化が促進されて変圧器の寿命が短縮する← 正解
✓ 正解です。過負荷状態では変圧器の銅損が増大して温度上昇し、絶縁材料の劣化が加速されて変圧器の寿命が大幅に短縮します。
B.変圧器の二次側電圧が上昇し、各住戸の電気機器に過電圧障害が生じる
✗ 過負荷時には電圧降下(二次側電圧の低下)が生じるのが一般的であり、電圧が上昇するという説明は誤りです。
C.変圧器の一次側電流が減少し、高圧ヒューズが溶断する
✗ 過負荷では電流が増加するため、一次側電流が減少するという説明は誤りです。
D.変圧器の鉄損が減少し、電力消費量が低減する
✗ 鉄損は電圧に依存する損失であり、過負荷(電流増加)により増加するのは銅損(負荷損)です。