企業経営とメンタルヘルス対策誤り発見
産業医の役割と職務に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.産業医は、労働者の健康管理等を行うのに必要な医学的知識について、労働安全衛生規則で定める要件を備えた医師でなければならない。
✓ この記述は正しい。産業医は労働安全衛生規則第14条の2が定める要件(研修修了等)を備えた医師でなければならない。
B.常時1,000人以上の労働者を使用する事業場、または有害業務に常時500人以上を従事させる事業場では、専属産業医を選任しなければならない。
✓ この記述は正しい。労働安全衛生法第13条および同規則により、規模・業務内容に応じた専属産業医の選任義務がある。
C.産業医は、労働者の健康障害防止のために必要があると認めるとき、事業者に対して勧告することができるが、その勧告に事業者は必ず従わなければならない法的義務がある。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは産業医の勧告に法的拘束力はなく、事業者は勧告を尊重する義務はあるが従わなければならない強制義務ではない。
D.産業医は、少なくとも毎月1回(一定の要件を満たす場合は2か月に1回)、作業場等を巡視しなければならない。
✓ この記述は正しい。産業医の職場巡視は原則毎月1回だが、一定条件下では2か月に1回とすることが認められている。