企業経営とメンタルヘルス対策誤り発見

職場におけるハラスメント対策に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.パワーハラスメントの定義には「職場において行われる優越的な関係を背景とした言動」「業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの」「労働者の就業環境が害されるもの」の3要素が含まれる。
✓ この記述は正しい。労働施策総合推進法に基づくパワハラの定義は、この3要素を満たすものとされている。
B.セクシュアルハラスメントには「対価型」と「環境型」の2種類があり、加害者が上司・同僚・部下だけでなく、取引先や顧客の場合も該当しうる。
✓ この記述は正しい。セクハラの類型には対価型と環境型があり、社外の者による行為も該当しうる。
C.事業主がハラスメント防止措置を講じることは努力義務にとどまり、対応を怠っても法的責任を問われることはない。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは事業主によるハラスメント防止措置は法律上の義務であり、措置を怠った場合は行政指導や企業の民事上の使用者責任が問われる可能性がある。
D.妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント(マタニティハラスメント)の防止措置も、事業主に義務付けられている。
✓ この記述は正しい。育児・介護休業法の改正により、マタニティハラスメントを含む妊娠・出産等に関するハラスメント防止措置も事業主の義務とされている。

メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅰ種(マスターコース) の問題一覧