相談対応と職場復帰支援応用問題

復職後のFさんに対して、管理監督者が「先週はどうでしたか?」と聞いたところ、Fさんは「なんとなく…うまくやれているかどうか自信がなくて」と答えた。管理監督者が続けて「自信がもてない、と感じているんですね。具体的にどんな場面でそう感じましたか?」と聞いた。この後半の質問の目的として最も適切なものはどれか。

A.Fさんに問題の原因を自覚させ、改善策を即座に提示するため。
✗ 原因追及と即時解決策の提示は、傾聴の段階では相手の心理的安全を損なう恐れがあります。
B.Fさんが感じている漠然とした不安を具体化し、状況をより深く理解するため。← 正解
✓ 正解です。開かれた質問で具体的な場面を引き出すことは、相手の気持ちや状況をより深く理解するための傾聴技法です。
C.Fさんに「自信がない」という発言の撤回を促し、前向きな発言を引き出すため。
✗ 発言の撤回を促すことは相手の感情を否定することになり、相談対応として不適切です。
D.Fさんに失敗した事実を確認させ、再発防止のための指導につなげるため。
✗ 失敗の確認と指導を目的とした関わりは、相談対応ではなく業務管理的アプローチであり場面として不適切です。

メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種(ラインケアコース) の問題一覧