品質管理の基本応用問題

自社製品の寸法公差は業界標準を満たしており、社内の管理限界内に全て収まっている。しかし、顧客からの返品・クレームが増加している場合、この状況から推測される最も適切な改善方向はどれか。

A.公差をさらに厳しくして、社内の管理基準を上げるべきだ
✗ 公差内の製品が顧客に受け入れられないのは、仕様設定の問題である可能性が高く、単なる厳格化では解決しません。
B.顧客の使用状況や期待品質を把握し、設計仕様の見直しが必要かもしれない← 正解
✓ 正解です。顧客満足度が低い場合、顧客ニーズと製品仕様のギャップを調査し、場合によっては設計仕様の見直しが必要です。
C.クレームは顧客側の誤った使い方が原因であり、製造側の問題ではない
✗ 顧客からのクレーム増加は、製品側の問題がある可能性が高いため、一方的に顧客責任とは判断できません。
D.社内の管理限界が正しく設定されているため、対応の必要性はない
✗ 社内管理基準を満たしても顧客満足度が低いことは、基準そのものの妥当性を検討する必要がある信号です。

品質管理検定3級(QC検定3級) の問題一覧