外国為替及び外国貿易法(輸出入規制)応用問題
輸出者が外為法に基づくリスト規制品目を、非該当品目であると誤認して許可を取得せずに輸出した場合、通関手続き上および法的にどのような問題が生じるか。
A.税関での通関審査は外為法の確認を行わないため、特段の問題は生じない。
✗ 税関は輸出申告の審査において外為法の規定に基づく許可・承認の確認を行います。問題が生じないというのは誤りです。
B.輸出申告は受理されるが、後日経済産業省から指導を受けるにとどまる。
✗ 許可なしの輸出は外為法違反となり、指導にとどまらず刑事罰の対象となり得ます。
C.外為法違反として罰則(懲役・罰金)の対象となるほか、税関は輸出の許可をしない。← 正解
✓ 正解です。外為法のリスト規制品目を無許可で輸出した場合、同法違反として懲役・罰金等の罰則が適用され、税関は輸出許可を行いません。
D.誤認であったことを疎明すれば、遡及して許可を受けたものとみなされる。
✗ 外為法上、遡及して許可を受けたとみなす制度は存在しません。無許可輸出は違反として処理されます。