関税評価・税率の適用比較

課税価格決定における「控除価格法(第5次評価方法)」と「算定価格法(第6次評価方法)」の違いに関する記述として、正しいものはどれか。

A.控除価格法は輸入国内での販売価格から国内コストを控除して算定し、算定価格法は生産コストを積み上げて算定するが、両者は常に同じ結果となる。
✗ 両者が常に同じ結果となるとは限らず、算定の起点が異なるため一致しない場合もあります。
B.算定価格法は輸入国内での販売価格を基礎とする方法であり、控除価格法は輸出国における生産コストを基礎とする方法である。
✗ 説明が逆です。控除価格法が輸入国内での販売価格を基礎とし、算定価格法が生産コストを積み上げる方法です。
C.控除価格法は輸入国内での実際の販売価格から利潤・一般経費・輸入後の費用等を控除して課税価格を求め、算定価格法は輸出国での生産コスト・利潤等を積み上げて課税価格を求める方法である。← 正解
✓ 正解です。控除価格法は国内販売価格からコストを差し引き、算定価格法は生産コストを積み上げる点が両者の主な違いです。
D.控除価格法と算定価格法はいずれも第4次評価方法に分類され、同種・類似貨物の取引価格が得られない場合にのみ適用される。
✗ 控除価格法は第5次、算定価格法は第6次の評価方法であり、第4次に分類されるという記述は誤りです。

この問題のポイント

控除価格法は国内販売価格からコストを差し引き、算定価格法は生産コストを積み上げる点が両者の主な違いです。