保育の心理学比較問題

エリクソンの心理社会的発達理論における「自律性」と「積極性(自発性)」の違いとして、最も適切なものはどれか。

A.自律性は乳児期に達成される課題であり、積極性は老年期に達成される課題である
✗ 自律性は乳児期ではなく幼児前期(1〜3歳)の課題です。老年期の課題は「統合性対絶望」です。
B.自律性はおよそ1〜3歳の幼児前期に形成され、積極性はおよそ3〜6歳の幼児期に形成される← 正解
✓ 正解です。自律性(対恥・疑惑)は1〜3歳、積極性(対罪悪感)は3〜6歳の発達課題とされています。
C.自律性は知的能力の発達に関する課題であり、積極性は身体運動能力に関する課題である
✗ 自律性・積極性はどちらも知的能力や身体能力の区分ではなく、心理社会的な自己感覚・意欲に関する課題です。
D.自律性は集団の中で育まれ、積極性は家庭内の一対一関係の中でのみ育まれる
✗ どちらも特定の環境のみに限定される課題ではなく、家庭・保育環境など広い対人関係の中で育まれます。