公害防止の技術比較
重力集じん装置と遠心力集じん装置(サイクロン)の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
A.重力集じん装置は回転気流を利用して粒子を分離するのに対し、サイクロンは粒子の自重による沈降を利用する。
✗ 記述が逆です。回転気流を利用するのはサイクロンであり、自重による沈降を利用するのが重力集じん装置です。
B.重力集じん装置は主に粗大粒子の除去に適し、サイクロンは重力集じん装置より微細な粒子の除去に有効である。← 正解
✓ 正解です。重力集じん装置は粗大粒子(概ね50μm以上)の除去に適し、サイクロンはより微細な粒子まで対応できます。
C.サイクロンは圧力損失が極めて小さく、重力集じん装置に比べてランニングコストが低い。
✗ 誤りです。サイクロンは旋回気流を形成するため、重力集じん装置より圧力損失は一般に大きくなります。
D.重力集じん装置は圧力損失が大きいため、サイクロンより消費エネルギーが多い。
✗ 誤りです。重力集じん装置は気流速度が低く圧力損失は小さいため、消費エネルギーはサイクロンより少ない傾向があります。
この問題のポイント
重力集じん装置は粗大粒子(概ね50μm以上)の除去に適し、サイクロンはより微細な粒子まで対応できます。