公害防止の技術比較
湿式排煙脱硫法と乾式排煙脱硫法の違いに関する記述として、誤っているものはどれか。
A.湿式法は石灰石・石こう法に代表され、SO2の吸収率が高く大規模排煙処理に広く用いられる。
✓ この記述は正しい。湿式石灰石・石こう法は高い脱硫効率を持ち、大型火力発電所など大規模設備で広く普及しています。
B.乾式法は吸収剤を粉体や粒体のまま使用するため、排ガスの冷却や加湿が不要な場合が多い。
✓ この記述は正しい。乾式法は吸収剤を乾燥状態で使用するため、排ガスの冷却・加湿工程が不要な場合が多いです。
C.湿式法では処理後のガスを再加熱せずにそのまま煙突から排出できるため、白煙が生じにくい。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは湿式法では処理後のガスが低温・高湿度のため白煙が生じやすく、再加熱が必要な場合があります。
D.乾式法は湿式法に比べてSO2除去効率が一般に低く、高濃度SO2の処理には不向きな場合がある。
✓ この記述は正しい。乾式法は湿式法に比べてSO2除去効率が一般に低く、高濃度SO2処理には適用が難しい場合があります。
この問題のポイント
この記述が誤りで、正しくは湿式法では処理後のガスが低温・高湿度のため白煙が生じやすく、再加熱が必要な場合があります。