水質関係法令比較
水質汚濁防止法における「上乗せ基準」と「横出し規制」の違いに関する記述として、正しいものはどれか。
A.上乗せ基準は国の排水基準より緩やかな基準を都道府県が定めるものであり、横出し規制は国が規制していない物質について都道府県が規制するものである。
✗ 上乗せ基準は国より「厳しい」基準を定めるものです。緩やかな基準を定めることは法の趣旨に反し認められません。
B.上乗せ基準は国の排水基準より厳しい基準を都道府県が条例で定めるものであり、横出し規制は国が規制対象としていない業種や物質について都道府県が条例で規制するものである。← 正解
✓ 正解です。上乗せ基準は国基準より厳しい濃度基準、横出し規制は国未規制の物質・業種を都道府県条例で規制するものです。
C.上乗せ基準は特定事業場にのみ適用され、横出し規制は非特定事業場にのみ適用される。
✗ 上乗せ基準・横出し規制ともに適用対象は条例の規定による。非特定事業場専用というわけではありません。
D.上乗せ基準は環境大臣の承認が必要であり、横出し規制は環境大臣への届出のみで条例制定が可能である。
✗ 都道府県が条例で上乗せ基準や横出し規制を定める際に環境大臣の承認や届出は法律上要求されていません。
この問題のポイント
上乗せ基準は国基準より厳しい濃度基準、横出し規制は国未規制の物質・業種を都道府県条例で規制するものです。