関税評価・税率の適用誤り発見
関税の軽減・免除及び戻し税に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.輸入した原材料を使用して製造した製品を輸出した場合、一定の要件のもとで納付した関税の払い戻しを受けることができる(関税の払戻し制度)。
✓ この記述は正しい。関税定率法第19条に基づく関税払戻し制度は、原材料を輸入して製品を製造・輸出した場合に適用される。
B.加工再輸出貿易制度は、輸入貨物を一定期間内に加工した後輸出することを条件に、関税を軽減または免除する制度である。
✓ この記述は正しい。加工再輸出貿易制度(関税定率法第11条)は、輸入貨物を加工後に輸出することを条件に関税の軽減・免除を認める制度である。
C.再輸入免税は、本邦から輸出された貨物が変質・加工されずに再輸入される場合に関税が免除される制度であり、輸出時の税関長の確認は不要である。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは再輸入免税の適用を受けるためには、輸出時に税関長の確認を受けることが原則として必要とされる場合がある。変質・加工なしの再輸入であっても手続きは必要である。
D.特定用途免税は、一定の用途に供することを条件として輸入される貨物について関税が免除される制度である。
✓ この記述は正しい。特定用途免税(関税定率法第15条)は、学術研究用機器や身体障害者用品など特定用途に供される貨物について関税を免除する制度である。