関税評価・税率の適用比較

課税価格の決定における「FOB価格を基礎とする場合」と「CIF価格を基礎とする場合」の違いに関する記述として、正しいものはどれか。

A.日本の関税法では課税価格の基礎としてFOB価格が採用されており、CIF価格を基礎とした課税価格の計算は認められていない。
✗ 日本の関税定率法はCIF価格(輸入港到着時の価格)を基礎とする制度を採用しており、FOB価格が原則という説明は誤りです。
B.FOB価格を基礎とする場合は輸出港から輸入港までの運賃・保険料を課税価格に算入しないが、日本の関税定率法ではCIF価格(輸入港到着時点の価格)を基礎として課税価格を算定することが原則とされている。← 正解
✓ 正解です。日本の関税定率法はCIF価格を基礎とするため、FOB価格に輸送中の運賃・保険料を加算したものが課税価格の原則となります。
C.CIF価格を基礎とする場合は輸入後の国内輸送費も課税価格に含まれるが、FOB価格を基礎とする場合には輸入港到着後の費用は含まれない。
✗ 輸入後の国内輸送費はCIF価格にもFOB価格にも含まれず、課税価格の算定対象外となるため誤りです。
D.日本の関税定率法では輸出港における本船甲板渡し価格(FOB価格)が課税価格の基礎とされており、運賃・保険料は別途加算要素として課税価格に含めることが任意とされている。
✗ 日本の関税定率法はCIFベースを採用しており、FOBが基礎で運賃・保険料の加算が任意とする説明は誤りです。

この問題のポイント

日本の関税定率法はCIF価格を基礎とするため、FOB価格に輸送中の運賃・保険料を加算したものが課税価格の原則となります。