経営法務計算
E株式会社(取締役会設置会社)において、取締役会の決議を有効に成立させるための要件を計算する。現在、取締役は合計7名(うち特別利害関係人1名)が在任している。この状況で取締役会を開催した場合、決議に加わることができる取締役は何名か、またその過半数が出席した場合に必要な最低賛成数は何票か。正しい組み合わせを選べ。
A.決議参加可能6名・最低賛成数4票
✗ 最低賛成数4票は誤りです。過半数出席の最低人数は6名の過半数である4名(3名超)であり、4名出席時の過半数の賛成は2名超すなわち3票以上となるため、最低賛成数は3票です。
B.決議参加可能6名・最低賛成数3票← 正解
✓ 正解です。特別利害関係人1名を除く6名が決議に参加できます。6名の過半数は4名(3名超)以上の出席が必要であり、出席4名の過半数の賛成は2名超すなわち3票以上が必要です。よって最低賛成数は3票となります。
C.決議参加可能7名・最低賛成数4票
✗ 決議参加可能7名は誤りです。特別利害関係人は取締役会の決議に加わることができないため、7名全員が参加できるわけではありません。
D.決議参加可能5名・最低賛成数3票
✗ 決議参加可能5名は誤りです。特別利害関係人は1名のみであるため、残り6名が決議に参加できます。5名という数は誤りです。
この問題のポイント
特別利害関係人1名を除く6名が決議に参加できます。6名の過半数は4名(3名超)以上の出席が必要であり、出席4名の過半数の賛成は2名超すなわち3票以上が必要です。よって最低賛成数は3票となります。