電力(発電・送配電)比較問題

配電方式における「放射状(樹枝状)配電方式」と「ループ(環状)配電方式」の比較として、最も適切な記述はどれか。

A.放射状配電方式はループ配電方式に比べて電力損失が小さく、電圧降下も少ないため、大都市の重要需要家向けに広く採用される。
✗ 誤りです。放射状配電方式は構造が単純で設備費は安いですが、電力損失・電圧降下はループ方式より大きく、供給信頼性も低いです。
B.ループ配電方式は放射状配電方式に比べて設備費が高くなるが、1か所で断線・故障が発生しても別ルートで供給できるため供給信頼性が高い。← 正解
✓ 正解です。ループ配電方式は配電線を環状に構成するため設備費は増加しますが、1か所の故障時でも別ルートからの供給が可能で、供給信頼性が放射状方式より高いです。
C.放射状配電方式は複数方向から電力を供給できるため、ループ配電方式より供給信頼性が高い。
✗ 誤りです。複数方向から供給できるのはループ(環状)配電方式の特徴です。放射状方式は一方向からの供給のみです。
D.ループ配電方式は配電線の電流が一方向のみに流れるため、保護継電器の設置が放射状配電方式より容易である。
✗ 誤りです。電流が一方向のみに流れるのは放射状配電方式の特徴です。ループ方式は両方向から電流が流れるため保護が複雑になります。

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