電力(発電・送配電)誤り発見
火力発電所の蒸気サイクルや環境対策に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.再熱サイクルは、タービンで膨張した蒸気を途中で取り出してボイラで再加熱してから低圧タービンに送る方式で、熱効率の向上に寄与する。
✓ この記述は正しい。再熱サイクルはタービン中間段で蒸気を再加熱し、乾き度を高めて熱効率を改善する。
B.排煙脱硫装置は、燃焼排ガス中の二酸化硫黄(SO₂)を除去するための設備である。
✓ この記述は正しい。排煙脱硫装置はSO₂を除去し、酸性雨などの環境被害防止に役立つ。
C.超臨界圧ボイラは、水の臨界圧力(約22.1 MPa)を超える高温・高圧の蒸気を発生させることで、熱効率を高めることができる。
✓ この記述は正しい。超臨界圧ボイラは高温・高圧により熱効率を大幅に向上させることができる。
D.再生サイクルは、復水器の冷却水を再利用してボイラへ供給することで、外部からの冷却水使用量を削減し熱効率を向上させる方式である。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは再生サイクルとはタービンから抽気した蒸気で給水を予熱し、ボイラへの入熱量を減らして熱効率を向上させる方式である。