電力(発電・送配電)誤り発見
架空送電線路に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.ACSR(鋼心アルミより線)は、鋼線を中心に配置してアルミ線をより合わせたものであり、強度と導電性を兼ね備えた送電線用電線である。
✓ この記述は正しい。ACSRは引張強度の高い鋼線とアルミの導電性を組み合わせた送電線用電線の標準的な種類である。
B.架空地線は、送電線を雷撃から保護するために最上部に設置される接地された導線であり、誘導雷・直撃雷の両方に対して効果がある。
✓ この記述は正しい。架空地線は送電線の上部に設置され、雷撃からの保護と誘導電圧の抑制を担う。
C.弛度(たるみ)は、径間中央の電線の最低点と支持点を結ぶ直線との垂直距離であり、電線の温度が上昇すると弛度は小さくなる。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは電線の温度が上昇すると電線が熱膨張により伸びるため、弛度は大きくなる。
D.コロナ放電は、電線表面の電界強度が空気の絶縁破壊電界強度を超えたときに発生し、電力損失や通信障害の原因となる。
✓ この記述は正しい。コロナ放電は電線表面の電界集中によって発生し、電力損失や雑音障害をもたらす。