電力(発電・送配電)誤り発見
原子力発電に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.軽水炉には沸騰水型(BWR)と加圧水型(PWR)があり、BWRでは原子炉内で直接蒸気を発生させてタービンを駆動する。
✓ この記述は正しい。BWRは炉内で蒸気を発生させる方式であり、PWRは一次冷却水と二次系を分離して蒸気を発生させる。
B.核分裂連鎖反応を制御するために制御棒が用いられ、制御棒を炉心に挿入することで中性子を吸収して反応速度を抑制できる。
✓ この記述は正しい。制御棒はホウ素やハフニウムなど中性子吸収材料でできており、挿入量で連鎖反応を制御する。
C.軽水炉では減速材として軽水(普通水)を使用し、高速中性子を熱中性子に減速してウラン235の核分裂を促進させる。
✓ この記述は正しい。軽水は高速中性子を熱中性子に減速する減速材として機能し、U-235の核分裂確率を高める。
D.原子力発電所では、核燃料の燃焼に伴い放射能が増加し続けるため、使用済み燃料は炉内に留まる時間が長いほど発電効率が低下するが放射性廃棄物は発生しない。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは使用済み核燃料は高レベル放射性廃棄物であり、炉外に取り出した後も厳重な管理が必要で、放射性廃棄物は確実に発生する。