環境と法律・国際条約応用問題
「水俣条約(水銀に関する水俣条約)」が発効した後、ある国内製造業者が水銀を使用する特定製品の輸出を継続しようとした場合、どのような制約を受けることになるか。最も適切なものはどれか。
A.水俣条約は水銀の採掘のみを規制するものであり、製品の輸出については制約を受けない。
✗ 水俣条約は水銀の採掘だけでなく、水銀添加製品の製造・輸出入・使用・廃棄まで包括的に規制しています。
B.水銀使用製品の輸出については締約国政府間の合意があれば一切制限されないため、二国間協定を結べば輸出を継続できる。
✗ 水俣条約は特定の水銀添加製品の輸出入を条約上禁止しており、二国間協定のみで免除されるものではありません。
C.水俣条約は特定の水銀添加製品の製造・輸入・輸出を原則禁止しており、製造業者はその製品の輸出ができなくなる可能性がある。← 正解
✓ 正解です。水俣条約は特定の水銀添加製品(電池、スイッチ、蛍光灯など)の製造・輸出入を規定期限後に禁止しており、製造業者は輸出継続が困難になります。
D.水俣条約は先進国にのみ適用されるため、途上国向けの輸出であれば規制を受けない。
✗ 水俣条約はすべての締約国に適用されます。輸出先が途上国であることを理由に規制が免除されるわけではありません。
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