環境と法律・国際条約応用問題
「自動車NOx・PM法(自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法)」において、対象地域内の事業者が排出基準を満たさない旧型ディーゼル車を使用し続けた場合、どのような事態が生じるか。最も適切なものはどれか。
A.旧型ディーゼル車の使用自体は所有者の権利であるため、行政が使用を制限することはできず、違反事業者への措置はない。
✗ NOx・PM法は対象地域内での排出基準不適合車の使用を制限する権限を行政に与えており、使用停止命令等の措置が可能です。
B.対象地域内では排出基準不適合車の使用が禁止されており、都道府県知事から使用停止命令等が発令される可能性があり、違反した場合には罰則が適用される。← 正解
✓ 正解です。対象地域内で基準不適合のディーゼル車を使用する事業者には、都道府県知事による使用停止命令が発令される場合があり、違反には罰則が伴います。
C.NOx・PM法の規制は新車購入時にのみ適用されるため、既存車両を使い続けることは法的に問題ない。
✗ NOx・PM法は既存の使用車両にも適用されます。新車購入時のみの規制ではなく、使用段階での排出基準も対象です。
D.排出基準を超過しても、事業者が自主的な削減計画を提出すれば、対象地域内での旧型ディーゼル車の使用を無期限に継続できる。
✗ 自主削減計画の提出によって無期限の使用継続が認められる規定はなく、基準適合車への転換が求められます。
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