労働安全衛生法応用問題
事業者が新たに雇用した労働者に対して、雇入れ時の安全衛生教育を実施しようとしている。第二種衛生管理者免許を有するその労働者から「免許保有者なので教育は免除されるはずだ」と主張された。この主張に対する正しい対応はどれか。
A.第二種衛生管理者免許保有者は教育の全科目が免除されるため、その主張は正しく教育を免除する
✗ 第二種衛生管理者免許の保有を理由に雇入れ時教育の全科目を免除できる規定は存在しません。
B.安全に関する科目のみ免除され、衛生に関する科目は実施しなければならない
✗ 免許の種類によって教育科目を分けて免除する旨の規定は労働安全衛生規則にはありません。
C.雇入れ時教育は業務内容によって免除できる科目があるが、免許の有無による免除規定はないため実施が必要である← 正解
✓ 正解です。雇入れ時教育は従事する業務に関係のない科目を省略できますが、資格・免許の有無による免除規定はなく、業務内容に応じた教育が必要です。
D.雇入れ時教育はすべての労働者に例外なく義務付けられており、いかなる理由でも免除できない
✗ 業務と関係のない科目については省略できる場合があるため、「いかなる理由でも免除できない」は正確ではありません。