労働生理応用問題

高温環境下で長時間作業を続けたとき、熱中症のリスクが高まる主な理由として最も適切なものはどれか。

A.発汗により体温が急激に低下し、低体温症を引き起こすため
✗ 高温環境下では体温は上昇する方向であり、低体温症ではなく熱中症が問題となります。
B.大量の発汗により水分・塩分が失われ、循環血液量が低下するため← 正解
✓ 正解です。大量発汗により水分・塩分が失われると循環血液量が低下し、血圧低下や臓器への酸素供給不足が生じます。
C.皮膚血管が収縮することで深部体温が上昇するため
✗ 高温環境下では体温を下げるために皮膚血管は拡張し、体表面からの放熱を促進します。
D.筋肉での熱産生が低下し、エネルギー不足になるため
✗ 高温環境下では筋肉の熱産生は変化しませんが、体外からの熱負荷が体温調節を超えることが問題です。