民法定義問題

民法上の「物権」の定義として、最も適切なものはどれか。

A.特定の者に対して一定の行為を請求することができる権利
✗ 特定の者に対して一定の行為を請求する権利は「債権」の定義であり、物権とは異なります。
B.物を直接支配してその利益を享受することができる排他的な権利← 正解
✓ 正解です。物権とは、物を直接支配してその利益を享受できる排他的権利であり、誰に対しても主張できる絶対的権利です。
C.国家が国民に対して課す財産上の義務を強制する権利
✗ 財産上の義務を強制する国家の権利は公法上の概念であり、民法上の物権の定義ではありません。
D.契約に基づいて当事者間にのみ効力が及ぶ相対的な権利
✗ 契約に基づく当事者間のみに効力が及ぶ権利は「債権」の特徴であり、物権は第三者にも対抗できる絶対的な権利です。