資金需要者保護比較
貸金業法における「取立て行為の規制」と「催告書面の交付義務」の違いに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
A.取立て行為の規制は貸金業者の従業員のみに適用され、外部委託先には適用されない。
✗ 取立て行為の規制は外部委託先を含む取立てに関与するすべての者に適用されます。委託先も規制の対象となります。
B.取立て行為の規制では深夜・早朝の連絡や第三者への取立てが禁止されているが、催告書面の交付義務は債務者に返済を促す書面を交付する手続き上の義務である。← 正解
✓ 正解です。取立て行為の規制は深夜・早朝の連絡禁止や第三者への取立て禁止等の行為規制であり、催告書面の交付義務は手続き上の書面交付に関する規制として区別されます。
C.催告書面の交付義務は、貸付残高が10万円を超えた場合にのみ発生する。
✗ 催告書面の交付義務は貸付残高の金額要件で発生するものではなく、延滞発生時等の状況に応じて義務が生じます。
D.取立て行為の規制に違反しても、行政処分の対象とはならず刑事罰のみが科される。
✗ 取立て行為規制違反は行政処分(業務停止等)の対象ともなり、刑事罰のみに限られるわけではありません。
この問題のポイント
取立て行為の規制は深夜・早朝の連絡禁止や第三者への取立て禁止等の行為規制であり、催告書面の交付義務は手続き上の書面交付に関する規制として区別されます。
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