企業経営とメンタルヘルス対策定義問題

「コーピング(coping)」の定義として、最も適切なものはどれか。

A.職場における人間関係のトラブルを第三者が仲裁・調停するための組織的な手続きのことである。
✗ 第三者による仲裁・調停はメディエーションや苦情処理手続きに相当し、コーピングの定義ではありません。
B.個人がストレッサー(ストレス要因)によって生じる緊張や不快感に対処するために行う、認知的・行動的な努力のことである。← 正解
✓ 正解です。コーピングとはストレッサーへの対処努力全般を指し、問題焦点型と情動焦点型に大別されます。
C.組織全体のストレスレベルを把握するために行うストレスチェックの集団分析手法のことである。
✗ 集団分析はストレスチェック制度の一手法であり、個人レベルの対処行動を意味するコーピングとは異なります。
D.管理職が部下のストレスサインを早期に発見し、適切に対処するためのコミュニケーション技術のことである。
✗ 管理職による早期発見とコミュニケーションはラインケアの手法であり、コーピングの定義には当てはまりません。

メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅰ種(マスターコース) の問題一覧