産業保健スタッフとの連携定義問題
「保健師」が産業保健分野において果たす役割として定義される「個別支援」とは何か。最も適切なものを選べ。
A.事業場全体の健康管理計画を策定し、経営層に対して労働衛生に関する政策提言を行うこと
✗ 経営層への政策提言は産業保健スタッフの集団的・組織的アプローチであり、個別支援の定義ではない。
B.健康診断結果や面接指導を通じて把握した個々の労働者の健康状態に応じ、生活習慣改善や受診勧奨などの保健指導を行うこと← 正解
✓ 正解です。個々の労働者の健康状態に応じた保健指導・受診勧奨などの直接支援が個別支援の定義である。
C.職場の物理的環境を測定・分析し、作業環境管理計画を立案することで集団の健康リスクを低減させること
✗ 作業環境の測定・分析は衛生管理者や産業医の職務に近く、保健師の個別支援の定義ではない。
D.同一疾患を抱える労働者グループを対象に、集団健康教育プログラムを開発・実施すること
✗ グループを対象とした集団健康教育は「集団支援」に該当し、「個別支援」の定義とは区別される。